駐日バーレーン王国特命全権大使 ハリール・ビン・イブラヒル・ハッサン博士

この度は、バーレーン王国大使としてというよりもむしろ、菊の会の熱烈なファンのひとりとして、この場を借りて皆さまにご挨拶申し上げます。
私が初めて菊の会の舞台を拝見したのは、2007年6月のことでした。その時には、これまで自分が抱いていた伝統的な日本芸能のイメージを、根底から覆されるような衝撃を受けました。
菊の会の舞台は、日本の古典的な芸能に受け継がれる、重厚で静謐を様式美を忠実に継承するとともに、初々しいまでの若さと清々しさを、見事に表現するものでした。
日本の古典芸能のエッセンスから、あのような興奮に満ちたリズムやステップを導き出されるものとは、私は思いもよりませんでした。それはまさに、生命の躍動感と喜びに溢れるものでした。
後にその素晴らしい舞台が、畑道代代表の、古典芸能を真髄まで体得しつつも、その枠にとらわれることのない独創的な発想と、踊り手おひとりおひとりのたゆまぬ努力の賜物と分かり、私は感激を新たにしたものです。
以来、私は、菊の会の熱心なファンとなり、2008年5月には、第26回友の会総会にも参加をさせていただきました。会場で私は、あのような熱心な方々からの熱烈なご支援があってこその菊の会、という認識をまた新たにさせていただきました。
菊の会のファンはさらに、国境を越えて広がっていっております。創設以来精力的にに取り組んでおられる、世界各地での公演の評判は、もちろん私の耳にも届いております。近いうちに、私の母国パーレーン王国で、再び公演を行っていただけるよう、私もこれからも全力で支援してまいりたいと思います。
これからも、日本伝統の様式美を生命の喜びに載せて、世界中に届けてくださいますよう、菊の会のますますのご発展とご活躍をお祈り申し上げます。

在日アルジェリア民主人民共和国 特命全権大使 シド・アリ・ケトランジ

舞踊集団菊の会創立35周年のお祝いに際して、菊の会皆様、特に私を含む世界中の日本の友人に対して日本の持つ素晴らしさを代弁されている畑道代代表に対して尊敬、友情そして賞賛の気持ちをお伝えするにあたり、大変な喜びを感じています。
何度か菊の会の公演に足を運ぶ機会を頂きましたが、毎回その美しさと技の巧みさに魅了され、喜びと満足感に浸りながら劇場を後にします。
純粋なる日本舞踊の伝統と現代のダンスの幸福な調和は、数千年の伝統によって育まれた現代性を持つこの偉大なる国を表現していると思います。2006年7月にはアルジェリア国民も菊の会の公演を賞賛する機会に恵まれ、歓喜に満ち溢れたものとなりました。
首都アルジェで行われました公演は、洗練された日本舞踊の世界の旅であり、日本文化を堪能するひと時でした。市民たちは公演の中で衣裳の豪華さと同様に、クラシズムと現代の感覚の融合、動きと声の美しさ、日本の踊りと劇中にある美の作法の奥深さを鑑賞する機会を得たことでしょう。
この忘れがたき幸福の時を与えてくださった畑代表をはじめ、菊の会のすべての皆様に再度重ねて感謝を述べさせて頂きます。
きっと菊の会の皆様にも素晴らしい思い出を残したであろうわが国での公演が、再び開催されることを期待しております。

ドイツ古都連盟 事務局長 イヴォンヌ・メーゲンス Yvonne Megens

音楽と舞踊・・・異なる文化の架け橋とステップ

25年以上前の話になりますが、ドイツ古都連盟が創設されました折に、その目的の一つとして、豊かな歴史的遺産を有するドイツの都市を主要な外国市場に紹介し、これら13都市への訪問および体験活動を活性化することが挙げられました。日本も当初よりその対象に入っていました

1000年余りの古い歴史を追想できる文化国家。そして伝統の基盤と時代を超越し有効な価値への敬意を払いつつ、主導的な工業国に発展した国。技術革新と傑出した技術力により、人間のコミュニケーションに大切なサインである最も重要な"言語"を創生し、描写し、音楽や舞踊をこの"世界的言語"に延長上の表現形式としてとらえることを地球上の多くの人々に可能にした国。すなわち、娯楽用電子機器という意味ですが、日本企業といえば即座にこれらの技術やコニュニケーションを意味しております。

そういう訳ですので今回、日本の舞踊ブループ菊の会をドイツ統一後にドイツ古都連盟のメンバーに参入したエアフルト市にお迎えすることは、ドイツ古都連盟にとりまして大きな喜びで御座います。これでエモーショナルな音や映像の言語での素晴らしい文化交流が行われます。ここでは翻訳は不必要です。今回歴史的、文化的に重要なエアフルト市で上演された音楽と舞踊は、日本文化への深く親密な洞察を可能にしてくれました。エアフルト市はかつてマルティン・ルターが住み、修道院にこもって思索をめぐらし深め、最終的には文化史上、傑出した人物となりました。また、ここではヨハン・セバスティアン・バッハも仕事に勤しみました。その作品は音楽史上、非常に貴重なものとされています。

ヨハン・セバスティアン・バッハが生きていればきっと、この新しいエアフルト劇場の来賓席に座り、菊の会のみなさまに心からの拍手でお迎えしたことでしょう。ただし、今は天国の仕切り桟敷からですが、そのバッハの名におきましても、私どもは日本からの芸術家の皆様を心から歓迎し、エアフルト市での公演に対し心からの感謝をお伝えしたいと思います。

駐大韓民国日本国特命全権大使 長嶺 安政

菊の会45周年に寄せて

 本年菊の会が創立四十五周年を迎えられたことに対し、心からお祝い申し上げます。伝統文化を継承・発展させ、国際的な文化交流にも貢献されてきた皆様の長年のご活動に、敬意を表します。

 昨年十月にソウルで開催された「日韓交流おまつり2016 in Seoul」の際にも、菊の会の皆様には素晴らしい舞台を披露していただきました。日韓国交正常化四十周年を機に2005年にスタートした「日韓交流おまつり」は、今や日韓両国最大の文化交流行事として定着しており、昨年も若い世代を中心に約六万人の方々にお越しいただきました。「躍れ 日本の心」をテーマとする菊の会の皆様による感動的な舞台は、そうした次世代の日韓交流の主役となる韓国の若者たちにとって、日本の伝統文化の魅力を肌で感じる貴重な機会となりました。また、東北地方の民俗舞踊を多数御紹介いただくことを通じ、東日本大震災からの復興を着々と進める日本国民の思いや共感を表現して頂きました。この場をお借りして深く御礼申し上げます。

 一昨年の日韓国交正常化五十周年を経て、日韓両国は新たな五十年に向って動き出しました。新たな五十年が日韓両国にとって実り豊かなものとなるよう、私としても日韓両国国民の間の相互理解や相互信頼を一層強化していきたいと考えております。そのためには、人と人との交流、文化交流が何よりも大切です。

 菊の会は、1999年に初めて韓国公演を実施されて以来、これまでに幾度も韓国での公演を成功させてこられました。今後とも、国を越える文化の力や文化交流の喜びを多くの国々において伝えていただきたいと思います。 

 日本はもちろんのこと、世界各地での更なる御活躍を期待しつつ、創立四十五周年を迎えられました菊の会の益々の御発展を改めて祈念申し上げます。

駐ペルー日本国特命全権大使 株丹 達也

MATURIに咲く花

日本を出発して約21時間、リマの国際空港に到着された皆様。

我が国最高水準の舞台芸術を披露して頂くためとはいえ、重たい、しかし素晴らしく美しい衣装や「刀」や獅子の髪まで運んで頂いた。飛行中もずっと女性団員は和装で来られた。

ペルーでの公演実現は大変なことである。

マチュピチュ、クスコやナスカの地上絵のために来る日本人は多いが、ペルーと日本の深い繋がりをご存じの方は多くないかもしれない。

日本人が移住を始めたのは1899年4月のこと。全く日本と異なる風土環境の中、働く場所を求めて多くの移民が続いた。今日、日系の方々の勤勉、正直、誠実さはペルー社会で高く評価されている。

大使館では、日系の方々と協力して日本文化週間と銘打って、日本を紹介し、親しむことができる優しさを毎年11月に開催している。奇しくも昨年はその第43回。創設43年の「菊の会」と全く同じ期間続いている。

ペルー日系人が自ら建設した日秘劇(ペルーで感じで秘露)、そして広大な運動施設を会場にして行われる「マツリ」(半日で2万人は集う)のメインベンターとして、舞踊をご披露頂いた。

美しく、しかし、力強い。生きていることを心から喜ぶことが伝わる。これほど本格的な

日本の舞踊が紹介されたのは初めてのことではないか。ワークショップの開催と併せ、

菊の会の皆様の挨拶と笑顔と気配りの素晴らしさが言葉の壁を越えてペルー側に届いたことも

ぜひ御報告したい事柄である。

菊の会の評価

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